Exchange Server 5.5 X.400コネクタ 設定ガイド

twitterのTLに懐かしい Exchange Server 5.5 な話題が出てたので昔作った資料を掘り起こしてきました。
※自社用に作ったものですが、もう時効だと思うので出しちゃえ出しちゃえ的な。
※まぁ今更すぎて誰得ですね。単にBlogのネタにしたかっただけともいう・・

一応免責。古い資料+当時の足らない知識で書いてる部分もあるので間違い等あるかもしれませんので自己責任で。当方は責任もちません。
もし間違い等に気づいた方は生暖かく見守るか、コメ頂けると幸いです。

 


前提条件

使用する Exchange Server は Enterprise Edition である必要があります(Standard EditionにはX.400コネクタがないため)。Standard Edition を使用してい場合は別途X.400コネクタを購入してインストールするか、 Enterprise Edition のCDからインストールして下さい(ここではインストールの説明は省略します)。
※↑ライセンスはどうなんだろうなぁ・・・今となっては不明。

Exchangeの組織は予め接続するサイト間で同じでないといけません。組織が違う場合はExchangeサーバ移動ウィザード等を使用して組織を合わせておいて下さい。

作業の前にExchangeのオンラインフルバックアップを作成しておくことをお勧めします。

設定手順

  1. MTAトランスポートスタックのインストール

    Exchange管理ツールの「ファイル」メニューから「その他の作成」-「MTAトランスポートスタック」を選択します。

    MTA

    「タイプ」欄から「TCP/IP MTAトランスポート スタック」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。

  2. X.400コネクタのインストール

    「ファイル」メニューから「その他の作成」-「X.400 コネクタ」を選択します。

    X400-1

    インストールされているMTAトランスポートスタックが一覧に表示されるので手順1で作成した「TCP/IP X.400コネクタ」を選択して「OK」ボタンをクリックします。

  3. X.400コネクタの設定

    X.400コネクタをインストールするとX.400コネクタのプロパティダイアログが表示されます。

    「全般」タブ

    X400-2
    「全般」タブで必須の項目は以下の通りです。

    • 「表示名」・・・コネクタの表示名です
    • 「ディレクトリ名」・・・コネクタのディレクトリ名です
    • 「リモートMTA名」・・・接続先サイトのMTA名を設定します
    • 「リモートMTAパスワード」・・・接続先サイトのMTAにパスワードが設定されている場合はパスワードを入力します
    「スタック」タブ

    X400-3
    「スタック」タブで必須の項目は以下の通りです。

    • 「リモートホスト名」、「IPアドレス」・・・アドレスの指定方法を選択します
    • 「アドレス」・・・リモートホスト名を選択した場合は接続先サーバ名を、IPアドレスを指定した場合はIPアドレスを入力します
    「接続サイト」タブ

    X400-4
    「作成」ボタンをクリックして接続先サイトを設定します。

    X400-5

    「組織」、「サイト」に接続先の組織名、サイト名を入力します。「ルーティングアドレス」タブは特に変更がなければデフォルトでかまいません。

    その他のタブの設定

    その他のタブの設定はデフォルトのままでも問題ありません。環境に合わせて設定して下さい。

  4. 接続先サイトの設定

    手順1~3を接続先サイトでも同様に行います。

  5. ディレクトリ複製コネクタのインストールと設定

    ディレクトリ情報を複製するためにディレクトリ複製コネクタをインストールします。管理ツールの「ファイル」メニューから「その他の作成」-「ディレクトリ複製コネクタ」を選択します。

    DRC

    「リモートサイト名」に複製先のサイト名を選択します。「リモートサイトのサーバー」には複製先サイトのサーバー名を入力します。他のオプションはデフォルトでもかまいません。

    設定が完了するとディレクトリ複製コネクタのプロパティが表示されますが、特に変更点がなければそのままで結構です。

    ※ディレクトリ複製コネクタは以下のような感じです。
    DRC2
    DRC3

    MTAが出来るとサーバー配下にメッセージ転送エージェントが作成されていると思います。
    MTA1
    MTA2
    MTAのパスワード等は鬼門ですので注意。
    特にExchange Server 5.5をバックアップから復元した場合や別サーバーに復元する場合など、パスワードが異なることが原因で接続できなかったりする場合があります。  

以上で設定は終わりです。管理ツールやクライアントから接続の確認をして問題なければ完了です。

終わりに

当時は事務所間での接続なんてしてなかったのですが、専用線もあり接続できる環境があるのであればExchangeを統合しようといった話になりこのようになりました。
それぞれ別々でExchange組織を作成してたので後での接続は苦労しましたが、X.400コネクタのおかげでうまく接続できて Exchange 2000 Server になるまで頑張ってくれました。
X.400でメールの送受信を行うだけであればここまで煩雑じゃないのですけど、やはり組織間での接続とかはいつまでたっても鬼門ですねw

ちなみに元文書の作成日を見ると10年前ですね~。懐かしい。
当時はExchange リソースキットと呼ばれる黄色の本がボロボロになるぐらい触ってましたね。
復旧ノウハウとかもうさすがに時代遅れも良いとこですね~。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中