Windows Azure 仮想マシン/仮想ネットワークが正式リリース

かれこれ1年ぐらい待ったわけですが、2013年4月16日にめでたくWindows Azure 仮想マシンと仮想ネットワークがGAされました。

やったね!

GAに伴うもろもろの内容は以下の通りです。

  • サービス名称の変更
  • ハイメモリインスタンス
  • SQL Server 2012とBizTalk Server 2013
  • SLAと24×7 サポートプランの提供
  • 料金の変更
  • VM Depotとの連携

簡単に見ていきましょう。

サービス名称の変更

仮想マシンと仮想ネットワークを合わせて Windows Azure インフラストラクチャ サービス(Infrastructure Services)になりました。

 

ハイメモリインスタンスの提供

これまでのXS、S、M、L、XLに加えて2つの構成が追加されました。

これまでXLでも割り当てメモリは14GBでしたが、追加されたA6、A7では 28GB、56GBが割り当てられます。

※日本語訳だとこれまでのXS~XLは標準インスタンス、A6,A7はメモリ集中型インスタンスという表記のようです。

これでアプリケーションの利用用途に応じて柔軟に構成することができますね。

  • A6インスタンス
    • 仮想コア: 4 コア、 メモリ: 28 GB 価格: 84.71円/時間/1インスタンス ( = 63,026.99円/月/1インスタンス )
  • A7インスタンス
    • 仮想コア: 8 コア、 メモリ: 56 GB 価格: 169.41円/時間/1インスタンス ( = 126,053.97円/月/1インスタンス )

※1か月744時間とした場合

インスタンスの稼働時間の考え方などは従来と同じです。

 

SQL Server 2012とBizTalk Server 2013

仮想マシンの標準的なイメージにSQL Server 2012とBizTalk Server 2013が追加されました。

 

 

SLAと24×7 サポートプランの提供

GAもしたことですし、SLAが提供されます。

あ、仮想マシンのSLA対象は「同じ可用性セットで2インスタンス以上稼働している場合」ですよ。注意ください。ちなみに月間で99.95%以上の稼働率(外部(インターネット)と通信できる状態)という感じですのでそのあたりも注意ください。あと仮想ネットワーク(仮想プライベートネットワーク)のSLAは仮想ネットワークゲートウェイの月間稼働率で判断されます(対象は99.9%)。

またテクニカルサポートの対象にもこのタイミングでなりました。

 

料金の変更

各インスタンスの料金も変更されます。 されます、というのは 5月31日までの料金とGA価格(6月1日からの価格)の2種類があるのでややこしいですケド注意ください。

21%~33%の値下げですね。

Windowsより非Windowsなインスタンスのほうが若干安いんですよね~。。 またSQL Server、BizTalk Serverそれぞれ料金が異なるので注意ください。

また仮想ネットワークはVPNをプロビジョニングして利用可能になっている時間に対して課金されます。(接続時間あたり4.16円/時間 = 3,072.47円/月/1接続 ※744時間で計算)

※仮想マシンは別途データ転送料金やストレージ料金が発生するし、VPN接続は別途データ転送料金もかかりますよ。

あとコミットメント プランもあるので、うまく考えてお得に使いましょう。

 

VM Depotとの連携

管理ポータルからWindows Server等と同じようにVMDepotのイメージをウィザードから選択できるようになりました。

ウィザード完了後、登録待ちになるので登録しましょう。

ちなみにVMDepotからイメージをストレージに契約者が利用できるイメージとしてコピーするだけです。コピー後、通常の仮想マシン作成ウィザードの「マイ イメージ」から選択して、仮想マシンを作成することができます。

日本語WordPressなイメージもwokamotoさんが作られたりしてるので、今後コミュニティベースのイメージが盛り上がるといいですね!

 

その他の変更点

MSが提供するWindows ServerなOSイメージを使用して仮想マシンを作成した場合、既定でRemote PowerShellが有効になりました。これで管理しやすくなりましたね。

 

まとめ

いやーまだかまだかと言われながらやっとGAです。ハイメモリなインスタンスも来たし、VPNもGAだし、かなり多くのケースをカバーできるようになりました。

あとは適材適所、過程や目的に応じて自由に使いましょう!

またこれからWindows Azure仮想マシンを勉強する、という方は自習書シリーズもあるのでそちらも参考に。日本語だし良質ですよ。

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