Windows Azure WebSitesとMobile ServicesがGA! 他もろもろ

さてBuild 2013まっさかりですがDay 2のキーノートはWindows Azureな感じでした。そこでの発表は大きく5つ。(※Day1の時点でフライングしてるBlogをいくつか見ましたがw)

  • Windows Azure Web SitesのGA
  • Windows Azure Mobile ServicesのGA
  • オートスケール機能(Preview)
  • アラート・通知機能(Preview)
  • MSDNメンバーはWindows Azureのサインアップにクレジットカードが不要に

 

では1つ1つ見てみましょう。

Windows Azure Webサイト

Windows Azure WebサイトがGAしました!それに伴い、月次99.9%のSLAとサポートプランが提供されます。

※SLAはWebサイトを標準モード(旧名称:占有モード)にしている場合のみ適用です。

また後述しますがオートスケール(Preview)も行えるようになっています。(標準モードのみ)

共有の場合は1Webサイトにつき6インスタンスまで拡張でき、標準の場合はS/M/Lのインスタンスサイズを選んで最大10インスタンスまでスケールさせることができます。

※対象となるWebサイトを選べるのもいいですね。(最大500サイトまで)

またカスタムドメインやSSL(IPベースまたはSNIベース)も対応してます。

他の更新としては64ビットと32ビットアプリケーションの両方に対応、オートスケール、それからREST APIを使用してメモリダンプが取得できるようになっています。取得したメモリダンプはVisual StudioやWinDbgなどで解析できます。

GAに伴い価格も変わるので注意が必要です。ただ7末まではキャンペーン期間で標準モードだと時間あたり6.65円、8月1日から8.31円となります。(Sインスタンスの場合)

※ややこしいですが共有モードだけまだPreviewみたいですね。制限なども価格のページに書いているのでよく読みましょう。

カスタムドメインは共有モードでも利用できますが、カスタムドメインでのSSLは不可となっていたりCPU制限があったりしますね。(その代り1時間利用したとしてもSインスタンス1時間利用に比べて0.1675時間を消費という感じなので1/5以下に抑えられる感じです)

 

Windows Azure Mobile Services

Windows Azure Mobile ServicesもGAになりました!スケジューラなどの一部機能はまだPreviewですが、この間リリースされたカスタムAPIなども正式版として利用することができます。

価格やSLAも提供されているので、是非確認ください。(今は英語版のみっぽい)

image

 

またカスタムAPIについてはAzure上のGitリポジトリでソースコントロールもできるので、安全に開発することができます。(詳しくはこちら

このあたりのカスタムAPIやモバイルサービスを使用したサービス間連携については各サービスでドキュメントが用意されていたりするので、そちらも参照ください。

    • New Relic allows developers to monitor and manage the end-to-end performance of iOS and Android applications connected to Mobile Services.
    • SendGrid eliminates the complexity of sending email from Mobile Services, saving time and money, while providing reliable delivery to the inbox.
    • Twilio provides a telephony infrastructure web service in the cloud that you can use with Mobile Services to integrate phone calls, text messages and IP voice communications into your mobile apps.
    • Xamarin provides a Mobile Services add on to make it easy building cross-platform connected mobile aps.
    • Pusher allows quickly and securely add scalable real-time messaging functionality to Mobile Services-based web and mobile apps.

 

オートスケール

あじゅらーにとっての悲願(?)、オートスケールが公式できました!! これまでEnterpriseLibrary(WASABi)MetricsHubなどのサードパーティーの機能を組み合わせて頑張らないといけませんでしたが、今後は管理ポータルから簡単に設定できます。

Webサイトの場合

Webサイトでオートスケールを有効にする場合は、まず標準モードにする必要があります。

標準モードにするとスケールの対象としてCPU利用率が選べるので、CPUを選択しインスタンス数の増減範囲(1~10)を選択します。(Webサイトだと指定したインスタンスサイズでMAX10インスタンスまで、ということですね)※この制限はプレビュー期間中での制限になります。また今は料金が発生しませんが、将来的に発生する可能性があります。

負荷がないときは最小のところまでさがり、逆にあがると最大のインスタンス数までスケールしていくことになります。

ターゲットCPUの値は対象のWebサイトの平均CPU利用率を指定します。最小CPU範囲を下回って稼働しだした場合はインスタンス数は減り、逆に最大CPU利用率の範囲を上回るとインスタンス数が増えます(スケールアウト)。

Cloud Servicesの場合

クラウドサービスの場合はスケールタブから設定を行うことができます。 クラウドサービスおよび仮想マシン(VMs)ではWebサイトのようにCPUだけでなく、Azure Storageのキューを見てのスケールも可能です。

クラウドサービスではロール毎に設定ができるので、フロントWebはCPUで、バックエンドはキューを見て、など役割に応じて条件を変えることができます。

CPUの場合、基本的にはWebサイトと同様です。

ただ、上限がサブスクリプションで利用できるコア数の範囲内で最大60インスタンスまでスケールアウトさせることができます。CPUの条件は同じで、少し異なるのがスケールアップ設定と待機時間です。Cloud ServicesやVMsはWebサイトと違ってデプロイの手間が発生するので、頻繁にスケールアウト・インができません。なので一度に増減させるインスタンス数と、連続して増減できないように待機時間(経過時間)が指定できるようになっています。

キューについては監視するキューを選択し、1インスタンスあたりで処理できるキュー数を設定します。

十分に捌けていれば縮退するし、キューが多くなればスケールアウトする感じですね。他の増減数や待機時間についてはCPUの場合と同じです。

デプロイ時間や負荷のかかり具合などを考慮して設定したいですね。

※ちなみに仮想マシンのほうはまだ使えない感じ。

 

アラート・通知

 

アラート・通知のルールを作成するには管理ポータルの設定から「アラート」タブを選択し、追加を行います。

サービスの種類はWebサイト、仮想マシン、モバイルサービス、クラウドサービスから選択できます。

あとは通知する条件としてCPUの割合なのかネットワークのIn/Out量なのかディスクの読み込み/書き込み量なのかをメトリックから選択し、条件を指定します。(Webサイトやモバイルサービスの場合は監視用のエンドポイントがないとダメな感じ)

アラート評価ウィンドウは対象のメトリックの値をどれぐらいの期間でサンプリングするかを指定します。(最後のn分間の平均など)

通知先は管理者アカウントのメールアドレスか、指定したメールアドレスに送ることができます。

通知のダッシュボードでは過去のアラートや現在のメトリックを見たり編集することができます。

簡単な死活監視と通知ならこれで十分ですね。便利!

ちなみにアラートが発生するとこんな感じになります。

送られてくる通知メールはこんな感じ

 

 

MSDNメンバーのサインアップ

これまでWindows Azureのサブスクリプションを契約する際はクレジットカードが必要でしたが、MSDNメンバーについては今後クレジットカードが不要になりました。

MSDNメンバー向けの特典などは以前の投稿を見てもらいたいですが、大体のケースにおいてMSDNを企業が契約していてクレジットカードなどの入力が社員であるMSDNメンバーには難しいなどいろいろ障害がありました。今回のアップデートで企業クレカがなくてもサインアップできるようになったので、企業での有効活用がしやすくなったと思います。

 

その他のアップデート

仮想マシンギャラリー

仮想マシンのギャラリーに先日発表のあったSQL Server 2014 CTPやWindows Server 2012 R2、Visual Studio Ultimate 2013 Previewが入ったイメージが追加されています。

自分でISO落として来て構築すれば評価はできるのですが、手間をかけずにクラウド環境で最新Verを評価できるのは嬉しいですね。

 

Windows Azure Active DirectoryのSSO統合

BuildのKeynoteで赤シャツがやって多みたいにBoxなどの他のサービスとWindows Azure Active DirectoryをSSOで統合させることができるようになります。こちらは先行プレビューということで、評価を始めるには短いアンケートに答えて情報を待つ必要があります。

まぁ企業ユーザー向けですね。自社のアカウントを使用して認証し、そのまま他のサービス(BuildではBoxやAWSとw)にSSOするというのが主な利用用途になるかと思います。

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